バーの開業手順を未経験の方向けに5ステップで徹底解説

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どうも、ダーツバーをおばあちゃん家で開業したほとちゃんと申します。

今回は、全くの未経験者でもできる、バーの開業手順を分かりやすく5ステップで解説していきます。

 

未経験者がバーの開業前に確認すべきこと4選

食品衛生責任者資格」および「飲食店営業許可」は、すべての飲食店に必要です。

収容人数が30人を超える店舗の場合は、さらに「防火管理者」も求められます。

また、0時以降も営業するならば、「深夜における酒類提供飲食店営業営業開始届出書」が必要です。

カラオケ・ダーツ・ビリヤードなどの娯楽を提供する場合、「特定遊興飲食店営業許可」も必要になります。

開業前に必ず確認するようにしましょう。

 

①食品衛生責任者 

食品衛生管理者は衛生管理にあたる役割で、都道府県知事などが行なう講習会を受けて取得します。栄養士・調理師・製菓衛生士などであれば講習会受講は不要です。受講料は東京都で1万2,000円、1日で完了し受講修了証が交付されます。

 

②防火管理者 

収容人数が30人を超える店舗の営業に必要な資格です。

防火管理者になるためには、都道府県知事・消防長の防火管理講習を受けてください。店舗の延べ面積や収容人数などの条件により、講習の種類が甲種・乙種に分かれます。
乙種講習は1日約5時間、受講料は7,000円、甲種新規講習は2日約10時間で、受講料は8,000円です。

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③深夜における酒類提供飲食店営業営業開始届出書 

深夜にわたってアルコールを提供するお店をオープンするときに、必要な届け出です。具体的には、深夜0時から午前6時までにアルコールを提供する場合、開店10日前までに所轄の警察署に提出します。

 

④特定遊興飲食店営業許可 

午前0時以降の深夜にダーツバーやカラオケバーなどの「遊興」と、アルコールをともなう飲食を提供する場合、許可が必要です。

 

保健所への営業許可申請と立入検査

バーの開業1ヵ月前をめどに、保健所に営業許可を申請し立入検査してもらいます。

これを行なわないと、バーは開業できません。

検査の主軸は衛生面で、流し・手洗いの位置、厨房と客席の分断などがチェックされます。

店舗着工前に、所轄の保健所に事前に相談しておくとスムーズです。

保健所に事前相談のうえ、営業許可申請を提出します。保健所による検査が無事終われば、営業許可証が交付されます。申請に必要な書類は、以下のとおりです。

  • 営業許可申請書
  • 施設の構造・設備がわかる図面
  • 食品衛生責任者の資格を証明できるもの
  • 水質検査成績書(水道水・専用水道・簡易専用水道以外の水を使用の場合)

営業許可申請の手数料は、東京都で1万8,300円かかります。

 

未経験者向けバー開業までの流れ5ステップ

上記の、準備ができましたら、いよいよ開業に向けて準備をしてきましょう。

ステップ①コンセプト決め

  • バーでどんな時間を過ごせる空間にするのか
  • 提供するサービス
  • バーの特徴
  • バーのウリとなるポイント

おおまかになりますが、バーでは上記のようなコンセプトを決めることで、成功するか失敗するかが別れます。

このコンセプトを決めることで、今後運営をする上で軸となってくるのでしっかりと確定をさせましょう。

バーの場合居酒屋と同様にお酒を飲む場所になりますが、居酒屋より雰囲気がおしゃれだったり多くのお酒の種類を取り扱うことが求められる傾向にあります。

お酒をしっかりと楽しみたい人が集まる傾向となるので、バーの開業をする方もお酒が好きだからバーを開業をしたいという方が多いです。

ですが自分の好きなものにばかりに偏ってしまうと、集客面にも影響がでるのでこだわるとこはこだわり大衆にも受けるという観点で客観的に方向性を決めていくようにしてください。

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ステップ②お酒・グラスの仕入れ

お酒の仕入れはお店の近くの酒屋さんをネットで探しましょう。

配送・空き瓶の回収も行ってくれるのでとても便利です。

酒屋さんと契約するには、「営業許可書」「身分証明書」があれば簡単にできます。

また、協賛のビールタンブラーや角ジョッキであれば無料で提供してもらえます。

 

ステップ③その他必要な備品の準備

  • 冷蔵庫
  • 製氷機
  • ビールサーバー
  • 冷凍庫
  • コースター
  • 灰皿

などがあり、バーのコンセプトによってはもっと多くの備品が必要なるという場合もあります。

あらかじめ、どのような備品が必要になってどれくらいの金額が必要になるかしっかりと決めておきましょう。

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ステップ④クレジットカード決済の導入も忘れずに

飲食店にクレジットカード決済を導入するメリット

居酒屋をはじめとした飲食店でのクレジットカードが使用できる店舗は徐々に増えてきています。

クレジットカードを導入するメリットは以下です。

  • 客単価が上がる
  • 現金所持のリスクを避けられる
  • 現金を持っていないお客さんも来店しやすい

上記で紹介したメリット以外にも、初めての来店の可能性も広がります。

もちろんお店の立地条件や平均の客単価も大きく影響しますが、クレジットカードを使えるというだけで、はじめてのお店でも入店しやすくなります。

クレジットカードが使用できることで、信頼性も上がり今まで来店がなかった方でも気軽に足を運びやすいお店になりますので導入しておきましょう。

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ステップ⑤防犯カメラを設置する

飲食店で防犯カメラを設置する4つのメリット

防犯カメラの設置によって得られるメリットは、犯罪の抑止や店舗に損害を与えた証拠として映像を活用できることだけではありません。飲食店が防犯カメラを設置した場合の4つのメリットについて解説します。

①従業員の不正をチェックできる

店舗を経営するうえで、従業員による不正にも注意しなければなりません。しかし、オーナーが常に従業員を監視し続けることは難しいうえ、監視されている側の従業員が働きにくい環境をつくり出してしまうでしょう。防犯カメラを設置することで、オーナーがいなくても従業員の不正の抑止につなげられます。

 

②会計関連のトラブルを避けられる

飲食店では、レジによる金銭の受け渡し、クレジットカードの取り扱いを行うため、金銭トラブルに発展する場合も少なくありません。従業員によるつり銭の間違いや客の勘違いなど、会計関係のトラブルに発展する可能性があります。こういったときに防犯カメラがあれば、何があったのか客観的に把握できます。マイク付きの防犯カメラであれば、音声と映像の両面から真相を突き止められます。

 

③マーケティングにも活かせる

防犯カメラの映像を分析すれば、客の属性や時間帯ごとの傾向などを把握したい場合のデータとして活用できます。どのような客が来店しているのかを記録できるため、効果的な集客やメニューの見直し・改善などにもつなげられます。マーケティングのためには、年齢・性別などの判別、店内のPOPを見る視線の動きなどを計測できる防犯カメラがおすすめです。

 

④食品の安全を守れる

飲食店では、食の安全を守る義務があります。客のなかには、ビュッフェスタイルで提供している料理の中に異物を混入させる人もいます。防犯カメラを設置することで、悪意ある行動の抑止力になるほか、発生した際の証拠として使用できます。また、従業員の冷蔵庫に入る、食べ物にいたずらする、といった不正も防げるでしょう。

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未経験者に必要なバーの開業資金は?

日本政策金融公庫の調査によると、「飲食店を開業した人」の飲食店開設費用は883万円です。また、開業時に注意しておけば良かった点として、全体の26.8%が「自己資金不足」を挙げています。

バーの開業に必要なのは、初期費用だけではありません。半数以上のお店は、売上が安定するまでには半年以上かかるといわれているため、半年分以上の生活費や、バー経営を続けるための「運転資金」が必要なのです。バーを開業するには、初期費用以上のお金を準備しておくことが大事だといえます。

【運転資金の例】

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 人件費
  • 仕入原価
  • 広告宣伝費

上記のように必要となる資金は、出店する地域によって大きくかわってしまうため
どれくらいの資金が最低必要になるかが言い切れませんが500万円程度はあった方が良いと言えます。

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未経験が絶対にしておくべきバー開業後の集客方法5選

今回ご紹介する集客方法5選は基本中の基本であり、簡単にできますので、開店前には準備しておくことをおすすめします。

それが以下5選です。

①GoogleMapを活用した集客

GoogleMaps上位表示サービス 地域名×キーワードで検索結果の上位に表示

GoogleMapは飲食店を始めるうえで必須です。

GoogleMapは無料で始められる上に、Googleの検索結果から優良顧客を獲得できる手法としてプロモーション上、必要不可欠なものとなっています。

かんたんですので必ず登録しておきましょう。

【Googleマップ登録】優良顧客を店舗まで導くサービスをチェックする

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②ホームページを作成する

店舗用ホームページ作成サービス

現代は、インターネットが発達した情報化社会である。生活のあらゆるシーンで、インターネットを通して情報を得ることが必要不可欠です。

飲食店を探すとき、どの情報源を利用するかを調べたある調査では、「パソコンのインターネットサイト」がもっとも多く、7割強というデータが出ています。
さらに、「スマートフォンのインターネットサイト」は3割、「スマートフォンのアプリ」が2割弱という結果で、これは年々増加。

お店のホームページを見てから来店を決めるユーザーも多いので、飲食店にもホームページは必要です。

 

ホームページはサイトを使えば簡単に作れることが出来ます。

そして費用対効果も高いと思います。

また食べログやぐるなびに無料登録されてる方は自店のホームページのアドレスを貼り付けておくだけで、より深い情報を知りたいお客さんにアプローチする事が出来ます。

ホームページ作成は「おちゃのこさいさい」というサイトが安くておすすめです。

 

③「エキテン」は無料なので必ず掲載しておくべき

皆様ご存じ「エキテン」は無料で掲載してもらえるので必ず登録しておきましょう。

日本全国、街のさまざまな店舗の情報が集まっており、エキテン利用者数は月間1,000万人以上。

あなたの店舗の情報も掲載し、多くのお客様に魅力をアピールしましょう。

費用負担はゼロ!
完全無料で、集客を強化できます。
初めてネット集客を行う店舗様にも、お客様との接点を更に増やしたい店舗様にも、無料です。「エキテン」公式ホームページで無料登録する➡

 

④LINE公式アカウントも絶対作っておくべき

公式ラインでは登録してくれたお客さんに一斉にメッセージが送信できます。

これが公式LINEを導入する1番のメリットです。

 

また、お客さんと一対一でトーク(LINEと同じで文字を使ってのトーク)が出来ます。

このシステムを使えば電話予約が取れなくても、お店のLINEにメッセージを送って貰えればお客さんの予約をLINEで取ることが出来ます。

公式LINEを導入も登録は簡単です。


「リピッテ」がシンプル使いやすく価格も安いのでおすすめです。
無料デモ体験してみましょう。

 

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飲食店予約システムは無料で使える「STORES」がおすすめ【飲食店オーナー必見】
自分のお店に予約システムを無料で導入をお考えの方は読んで下さい!

 

⑤SNSとGoogleビジネスプロフィールの連携は必須

主要SNSの自動連携に対応!!

一生懸命SNSを更新しても新規のお客様へ読まれなければ意味がありません。

Googleは約77%の検索シェアを占め、お店を探すユーザーの約44%がGoogleマップを活用しています。

SNSの閲覧数、フォロワー増加にも繋がりますのでSNSとGoogleも連携させておきましょう。

SNSとGoogleが自動連携!閲覧数が増える!【SNS Direct】で連携する➡

 

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バー 開業をお考えの未経験へ まとめ

まずは、開業する店舗近くの保健所へ行き相談してみて頂くのが一番早いです。

『飲食店の開業をする際に絶対やるべき集客方法5選』でご紹介しました、

  1. GoogleMap
  2. ホームページを作成
  3. 「エキテン」への無料掲載
  4. LINE公式アカウント
  5. SNSとGoogleビジネスプロフィールの連携

は最低限集客を行う上で登録しておきましょう。

 

以上、バー 開業をお考えの未経験にむけての記事でした。

 

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